ヨーロッパでは常識?!上達の決め手!
楽器指導のプロ認定!
クラリネット奏者の藤原慶子です。
「クラリネットを習ってみようかな。」とお考えの皆さん、講師や教室選びの際にどんなことを重要視されていますか?
教室の場所やお値段はもちろんですが、
やっぱり一番大切なのはレッスンのクオリティ-。
せっかく習い始めるからには、自分で上達を実感し、音楽をより深く楽しみたいですよね!
私が10年以上に渡りプロの音楽家、そしてクラリネット講師として活動していたヨーロッパでは「音楽、楽器演奏の指導に特化したプロ認定講師」が存在します。
私自身もこの認定証を活かして、現地の学校や教室などでクラリネット専門講師として勤務しておりました。
通常日本では、演奏技術の向上に重きを置いた「音楽学部」で学び、その高い演奏スキルを活かして指導を行います。私も実際にプロの演奏家としてヨーロッパの音大・大学院で多くのことを学びました。
ですが「演奏の技術だけではなく、教育者としての教える能力も大切だ」という教育者としての観点から、ほとんど全てのヨーロッパの音楽大学では
音楽教育学部
(Musik Pädagogie)
という教育者育成専門の学部が存在します。
この学部では高度な演奏技術はもちろん、それをどのように生徒達に説明し、習得させるのかということに特化して学べるカリキュラムが組まれています。
更にここで取得するディプロマは、ヨーロッパの市立音楽教室や学校などでクラリネットを指導する際に必要とされています。昨今ではこの資格が大きな注目を集めており、プロの音楽家育成に携わる現職の音大教授達も、指導力向上のために一般の音大生に混ざって同じ生徒として学ぶ人もいるほどです。
私自身も現在、ヨーロッパで得た知識や技術、講師経験を活かし、日本での対面レッスンはもちろん、オンラインレッスンではアメリカやヨーロッパの生徒に音楽とクラリネットの楽しさを伝えています。
レッスンを通して生徒1人1人が自分の成長を実感することでより一層音楽とクラリネットの楽しさを感じて頂いております。