プロフィール

藤原 慶子 (Keiko Fujiwara)

神奈川県相模原市出身。高校卒業後、渡独。
ドイツ国立ブレーメン芸術大学 音楽学部 学士課程卒業
スイス国立チェーリッヒ芸術大学院 音楽学部、音楽教育学部 修士課程卒業
同大学院にて、音楽指導(クラリネット講師)の専門ディプロマも取得。

2016年にブレーメン芸術大学コンクールにて第二位を受賞。2017年には国際サマーアカデミーISA現代音楽コンクールにてアウトスタンディング・インタープレテーション賞を受賞。ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団や仙台フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に出演するほか、ブレーメン国際音楽祭にゲストミュージシャンとして出演。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共同オーケストラにも参加。

これまでに大谷淳子、ヴェンツェル・フックス、マルコ・トーマス(元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団主席)、古楽器をエリック・ホープリッチの各氏に師事。その他アレクサンダーテクニックを大谷淳子氏に師事。

現在、関東を拠点にクラリネット奏者として活動するとともに、音楽教育の資格と経験を活かして後進の指導にも力を入れている。また、自身が音楽家の職業病とも言われる腱鞘炎と表情筋のディスバランスを経験し、克服している。(筋肉のディスバランス: 特定の筋肉が自分の思い通りにコントロールできなくなる病。ジストニアと症状が酷似しているため誤診も多く、あまり広く知られていない。)今ではこのような自身の経験を活かし、演奏上深刻な困難を抱えている音楽家達のサポートも積極的に行っている。